【プロテイン】プロテインなど高タンパク質摂取は腎臓を悪くする!?

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1948年、アメリカの大学が「タンパク質は腎臓に対して長期的にダメージを与える」と言う報告をした以来タンパク質が腎臓に与える影響について研究されてきました。
そして2021年!ついにタンパク質は本当に腎臓に対して悪いのか?悪くないのか?についての答えが出たようです!
今回は最新の研究論文をもとに腎臓に悪影響を与える可能性について解説し、その対処法について解説していきます。
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こんな人にオススメです
・ 健康的に身体作りをしたい!
・ 腎臓の機能が心配!
・日頃からタンパク質を大量に摂取していて心配!
腎臓に与える影響
まず初めにタンパク質が腎臓にダメージを与える可能性について解説していきます。
腎臓の働きは体内の有害な老廃物を除去するために機能する大切な臓器です。
ですので腎臓の機能がうまく行えないと、「塩分制限」「タンパク質制限」「透析通いの生活」で非常に不自由になってしまいます。
2014年の研究
2014年イギリスの大学で行われた研究ではタンパク質の過剰摂取によって腎臓の機能が低下する可能性が示唆されています。
また腎臓病の患者に対して高タンパク食を摂取した研究では腎臓病が悪化することが報告されています。
このような動物実験の結果をもとに書籍やメディアを通して高タンパク質の摂取が腎臓にダメージを与えると言う事が広まったと思います。
ですがこれらの研究はあくまで動物実験や、すでに腎臓病の人を対象にしたものであり健康な人を対象にした研究ではありませんでした。
ですのでそこには科学的根拠はなかったため、この2010年当時ではタンパク質が健康な人の腎臓を壊すか否かに関しては誰も証明できずにいました。
しかし2021年健常者を対象にした研究が進み、ようやくタンパク質が腎臓に与えるダメージに関する 1つのエビデンスが示されたのです。
2014年以降の研究
まず1つ目は2018年アメリカのテキサス州で行われたシステマティックレビューと呼ばれる最もエビデンスレベルの高い研究で示された内容によると、体重1キログラムあたり2グラム以上のタンパク質摂取によって腎臓の機能が落ちる可能性が報告されています。
そのため腎臓を壊さない安全なタンパク質の摂取量は「1日体重1キログラムあたり2グラム」まであると現在の最新科学では言われています。
また2018年アメリカのハーバード大学でもこれまでの研究方法からタンパク質の摂取量は1日あたり体重1キログラムあたり2グラム以下に抑えることが推奨されると勧告を出しています。
そして2つ目のエビデンスとして2017年デンマークのコペンハーゲン大学で行われた大規模な研究では腎臓へのダメージ、はタンパク質の摂取量も問題ですがそれに加えて食べ物の種類によっても腎臓はダメージを受けてしまうということが判明しました。
タンパク質の種類
どういうことかというと研究では赤身肉や加工肉を過剰に摂取すると腎臓にダメージを与える可能性が示されました。
そして鶏肉などの白身肉や大豆などの植物性タンパク質による腎臓へのダメージは少ないことが示唆されているのです。
しかし赤身肉には特にカルニチンと呼ばれる脂肪をエネルギーに変えるために重要なアミノ酸が豊富に含まれているのでトレーニーの「減量」「増量」に問わず積極的に食べることで身体作りを効果的に行える食品ですね。
ですのでトレーニーには積極的に摂取したい食材ですが、赤身肉の腎臓等へのダメージを考慮すると積極的なの摂取はリスクなので考える必要があると思います。
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摂取量は?
ちなみに赤身肉が腎臓にダメージを与えるほどの過剰摂取の具体的な量についてはまだ研究ではっきりしていませんが、大腸がんのリスクやその他健康に悪影響与えるためアメリカの食事ガイドラインでは、加工肉や赤身肉の摂取が週一回と制限されていたりイギリスでは赤身肉の摂取量が1日70グラム以下に制限されているため、これらのアメリカやイギリスの数値基準が参考にしても良いですね。
ちなみに今のところ赤身肉がなぜ体に悪影響与えてしまうのかは分かっていませんが、赤身肉に含まれる飽和脂肪酸やコレステロール、最近では先ほど紹介したカルニチン自体が健康を阻害してしまうのではないか?と言う意見も研究者の間では上がってきてます。
赤身肉には大量にカルニチンが含まれているが故に何十年の習慣的に赤身肉からカルニチンを取った場合の悪影響は未知数だとも言われています。
ちなみに現時点でもカルニチンと赤身肉を継続的に摂取すると動脈硬化のリスクが上がることも既に報告されています。
とはいってもカルニチンは「運動能力の向上」や激しい「運動後の回復促進」「体脂肪減少」「脳機能の向上」など素晴らしい効果も報告されているので、先ほど紹介した1日70グラム以下に制限すると言う適量摂取が有効かもしれませんね。
まとめ
タンパク質を体重1キログラムあたり2グラム以下に抑え、赤身肉や加工肉の過剰摂取を控え適正量を摂取できれば腎臓にダメージを与えることなく健康的にタンパク質を摂取できる可能性があると言うことですね!
筋肉の材料に必要なタンパク質は赤身肉のみではありませんのでそれらを工夫してバランスよく摂取してみてください。
今回もご覧いただきぜひご参考にしていただければ幸いです。
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